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【百体庚申】</br>左右に55体ずつの石仏の列があります。

百体庚申

県道から豊丘中学校へ上がっている村道沿いに、左右に55体ずつの石仏の列“百体庚申(ひゃくたいこうしん)”があります。歴史の古さを感じさせる苔むした姿としだれ桜とが調和を奏でます。
参道中央最上段にある石造庚申像と由来碑は、文政11年(1828)3月に大原信富が建立したものです。それによると、『庚申の日にお庚申様を祭る式事を行い、これを七度守れば三尸(さんし)の災いを滅除することが出来る。私は大原の庵寺の尼さまと相談して私の所有する山林の林横手へ百体の庚申様をお祀りすることとなった。村内外の人々も大勢で庚申の碑を建てた。私はこの碑面にそのわけを書いて、天帝に謝し仲間のともがら互いに譲り合い、平和に長く子孫が繁栄することを祈念する。』とあります。
このように、百体庚申は広く近郷諸村から依頼され建立されたもので、全部で110体あります。

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住所 豊丘村神稲
駐車場 なし(田村村営駐車場より徒歩5分)
トイレ なし
その他  

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