2025年りんごの木オーナー<成育状況・オーナー様へのご案内> メインイメージ

2025年りんごの木オーナー<成育状況・オーナー様へのご案内>

こちらのページでは、りんごの木オーナーの情報や生育状況をご覧いただけます。

今年度も定期的に園地の様子をお届けいたしますので、2025年度も どうぞよろしくお願い致します。

2025年度りんごの木オーナー募集は予定数に達したため、終了いたしました。

ありがとうございました。

 

【成育状況・ブログ更新中】豊丘村りんご物語~りんご畑からこんにちは~

2025年4月 りんごの木~花が咲きました(2025/4/28更新)new!(下へスクロールして下さい)

2025年4月 りんごの木~蕾(2025/4/9更新)

2025年2月 りんごの木~剪定後の消毒作業(2025/2/16更新)

2025年2月 りんごの木~剪定作業(2025/2/5更新)

 

【2025年度 募集要項について】

2025年4月25日 りんごの木は、予定数量に達したため募集を終了しました。

2025年3月1日~ 一般募集を開始しました。先着順となっております。りんごの木は、予定数量に達した時点で受付を終了いたします。

2025年2月9日~ リピーター様宛に「2025年募集要項」をメール送信しました。受信確認出来ない場合は、豊丘村観光協会へご連絡下さいませ。

2025年2月7日~ リピーター様宛に「2025年募集要項」を順次郵送しています。届かない場合は、豊丘村観光協会までご連絡下さいませ。

2025年2月5日 2025年度の「りんごの木オーナー募集要項」をHPに公開しました。

 

豊丘村りんごの木物語 ~りんご畑からこんにちは~

【2025年4月下旬 りんごの花が満開】~りんごの花咲く季節、いま園地では?~

こんにちは。豊丘村観光協会の大西です。
今回は、りんごの花が満開になっている園地の様子をお届けします。
木下延夫園を訪ねて、お話を伺ってきました。

大西:こんにちは。今日はお忙しいところありがとうございます。園地に来たら、りんごの花が満開でびっくりしました。

木下さん:そうですね、りんごの花がきれいに咲いているでしょ。今は花摘みの時期なんですよ。

大西:花摘みって、どんな作業なんですか?

木下さん:「摘花(てきか)」っていうんですけど、咲いた花の中から、実をつけるための花だけを残して、あとは摘んでいくんです。
つぼみのうちはまだ摘まないんですよ。ちゃんと咲いて、ミツバチが受粉してくれてからが作業のタイミングです。

大西:なるほど、タイミングが大事なんですね。
ちなみに、品種によって花に違いはあるんですか?

木下さん:ありますよ。サンふじは白い花なんですが、シナノゴールドはピンクが混ざってるので、区別できるかもしれないですね。

大西:確かにサンふじは真っ白です。シナノゴールドもピンクが濃くて他にくらべたら分かりやすいですが、陽光とシナノスイートは私では区別が難しいです。

大西:去年と比べて、今年の花の付き具合はどうですか?

木下さん:今年は花が多いですね。去年は3月が寒くて、そのせいもあったのか少なかったんです。でも今年はその分、期待できるかもしれません。

大西:作業にはどれくらい時間がかかるんですか?

木下さん:木の本数と作業する人数にもよりますけど、10日と少しくらいはかかりそうですね。花が咲いて、受粉が終わったらすぐに始めないと、花が固くなってしまって、手で摘みにくくなるんです。そうなると、ハサミで作業しないと。

大西:スピード勝負なんですね。摘むときは、どの花を残すんですか?

木下さん:中心に咲いた「中心花」を残します。

大西:私も少しだけやらせてもらいましたけど、園主の皆さんみたいに早くできませんでした…。

木下さん:最初はそんなもんですよ。試しにやってみると、木それぞれの個性もわかっておもしろいですからね。

大西: 摘花の作業を少しさせてもらっただけなのですが、この作業を全部の木にするんだと、大変さを痛感しました。今日は貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

解説コーナー:摘花(てきか)ってどんな作業?

摘花とは、りんごの花の中から「中心花(ちゅうしんか)」だけを残して、周りの花を摘み取る作業です。
1つのつぼみから5輪ほどの花が咲きますが、そのままだと栄養が分散してしまい、おいしい実が育ちません。
そこで、受粉が済んだ後、真ん中に咲く一番元気な花を残して、ほかは摘み取っていきます。

作業のポイント

開花後すぐに行う(遅れると花が硬くなって手で摘めない)

なるべく早く終わらせる必要があるため、スピードが大切

手作業でていねいに行うので時間もかかる

花が咲いて、いよいよ期待も高まってきました。このひと手間が、秋のおいしいりんごにつながる大切なステップです。オーナーの皆さんが見に来られる6月には、摘花を終えた実がすくすくと育っている頃です。
次回の訪問では、その成長を楽しみにしていてくださいね。

木下延夫園の摘葉の様子

シナノゴールドの花はほんのりピンク色

サンふじは白いので分かりやすい。サンふじ摘花前。

サンふじ。摘花後。

大西も摘花を体験させてもらいました。

園地の様子

満開のりんごの花

【2025年4月上旬 蕾】

こんにちは。豊丘村観光協会の大西です。

4月に入りだんだん気温も上昇してきました。その事もあってか、りんごの木につぼみが出来始めています。

今回は唐澤満園の園主、唐澤満さんにお話をおうかがいしました。

大西: こんにちは、今日はお忙しい中お時間をいただきありがとうございます。まず、現在のりんごの木の状態について教えていただけますか?

唐澤満さん: 今は蕾の状態で、これから花が咲くのを待っています。5月のゴールデンウィーク明けくらいから花摘みを始める予定です。この作業は大体1ヶ月くらい続きます。

大西: 花摘みはどのような目的で行うのでしょうか?

唐澤満さん: 花摘みは、実の成長を促すために重要な作業です。適切な数の花を残すことで、より良い品質のりんごが育つようにします。

大西: なるほど、非常に重要な作業ですね。次に、6月の摘果について教えてください。

唐澤満さん: 6月からは摘果を行います。これも月末くらいまで続きます。摘果は、実の数を調整し、成長を促すために必要な作業です。

大西: 7月には仕上げの摘果があるとのことですが、その作業についても教えていただけますか?

唐澤満さん: はい、7月上旬には仕上げの摘果を行います。この時期は品種や園主によって異なりますが、最終的な調整を行う大切な時期です。

大西: この後も色々と大事な作業が控えているのですね。お忙しい中色々教えていただきありがとうございました。

現在、りんごの木は蕾の状態にあります。これから花が咲くのを待っているところです。園主によると、今後の気候にもよりますが予定だと、5月のゴールデンウィーク明けくらいから花摘みを始めます。この作業は約1ヶ月間続くとのことです。

花摘みは、りんごの実を育てるために非常に重要な作業です。適切な数の花を残すことで、より良い品質のりんごが育つように調整します。園主は、この作業がりんごの成長にどれほど影響を与えるかを常に考えながら取り組んでいます。

6月には摘果作業が始まります。摘果は、実の数を調整し、成長を促すために必要な作業です。この作業も月末くらいまで続きます。園主は、品種やその年の気候によって摘果のタイミングや方法が異なることを教えてくれました。

7月上旬には、仕上げの摘果が行われます。この時期も品種や園主によって異なりますが、最終的な調整を行う大切な時期です。園主は、年中さまざまな作業があり、大変な努力が求められると話していました。

この後も続々と作業が続きます。都度リポートする予定ですので、りんごの木オーナー制度を通じて、オーナーの皆様にも園主と共に成長を見守っていければと思います。

唐澤満園

4月に入りだんだん気温も上昇してきました。その事もあってか、りんごの樹につぼみが出来始めています。(唐澤満園)

唐澤満園

【2025年2月中旬 剪定後の消毒】

りんごの木を剪定した後、切り口に薬を塗ります。殺菌のためです。

切り口からの雑菌の侵入を防ぎ、この切り口から病気にならないように予防します。

枝を切ったあとにハケでペタペタ塗っていくのですが、枝を切った後なるべく早く塗った方が菌が入りにくくなるので良いとのこと。

細い枝の切り口にもちゃんと塗ってあって、とても丁寧に薬の処理をされていました。

美味しいりんごを作るには、りんごの木が丈夫でないといけません。

りんごの木が病気にかからないよう、こんなところにも手間ひまをかけているのですね。

薬添付の様子(宮下園)

こういった枝の切り口に薬を添付しています(宮下園)

消毒後、枝の切り口の様子(宮下園)

【2025年2月上旬 剪定の様子】

寒さが増すこの時期、りんご園では今年度のりんご成育に向けての作業が始まっています。

リンゴを育てるうえでとても大切な作業があります。それが冬場の剪定(せんてい)作業です。

寒さに強いりんごは、春頃に花を咲かせます。 良質な花を満開にするため1月から3月にかけて、りんごの木の剪定

作業を行います。

木の中まで日光が入るよう、毎年良いりんごが実るように木の形を整えるのですが、剪定には知識、経験そしてセン

スが求められます。

おいしいリンゴをつくる一番の基本は剪定だとも言うくらい、とても重要な作業となり熟練した技術を必要とします。

ひとことに剪定技術といっても、園主それぞれのこだわりや、ノウハウがあります。

樹の樹齢や前年の状態を参考にし、その品種の個性、天候、その樹の勢いを予測しながらすすめていきます。

そこまで剪定にこだわるのは、リンゴの剪定技術の良し悪しは、収穫するリンゴの品質に大きく影響するためです。

特に去年は霜や温暖化、雨の量など天候に悩まされました。

りんご作りがより難しい状況になっていくのではと不安もつきませんが、皆様に喜んで頂けるりんごをお届けできるよう頑張っております。今年度も定期的に園地の様子をお届けいたしますので、2025年度も どうぞよろしくお願い致します。

剪定作業風景(唐澤保園)